1994-02-28 第129回国会 参議院 決算委員会 第1号
それにしましても、卵の状態でこれを駆除するのが私は効率的、効果的ではないかと思うんですが、かつて火炎放射器でミヤイリガイを焼いたように駆除するというのも一つの手だと思います。
それにしましても、卵の状態でこれを駆除するのが私は効率的、効果的ではないかと思うんですが、かつて火炎放射器でミヤイリガイを焼いたように駆除するというのも一つの手だと思います。
○政府委員(松浦十四郎君) 先生の第一の御質問のミヤイリガイがふえているのではないかということでございますが、私ども確かに農薬が少なくなりますと、論理的にはカイが減らなくなる、あるいはふえるということがあるのではないかというような感じは、論理的にはするわけでございます。
○小平芳平君 厚生省に先日お話を聞きましたら、ミヤイリガイはふえてはいないという、いま御答弁のようなお話があったわけですが、実際日本住血吸虫病患者はなおかつ発生しているわけですね、今日もなお。
一つには、中間宿主のミヤイリガイ、このミヤイリガイかツツガムシとかそういうようなものとともに最近ふえてきている。農薬規制なんかの関係もあってか、大分ふえてきている。大量発生しているんじゃないか、思わぬところに。そういうことが言われておりますが、これは新聞にも報道されておりますが、こういう点についてどうお考えになっていらっしゃるか。
これはミヤイリガイが媒体でございますから、汚染された貝はないということなんです。けれども、この住血吸虫は生息しているのです。これは湿度がずっと上がっていきますと恐らくミヤイリガイが汚染されるだろう。汚染されてまいりますと、飲料水、農業用水、工業用水、これがずっと攪拌されていくおそれがある。
○堀説明員 私ども筑後大ぜきの建設の主務省でございますが、まず内水対策、それからミヤイリガイ対策につきましては、筑後大ぜきにつきましては、これは洪水の疎通を図り、それから既得水利の取水の安定を図る、あわせて九十数万トンの貯留を行うわけであります。
ただいま先生のお話しになりました五十年三月の調査で、長門石地区の一部、筑後川の河川敷、あそこにゴルフ場がございますが、そのゴルフ場と堤防の間の湿地帯と申しますか、その限られた一部でございますが、そこにミヤイリガイが生息しているという報告がありますことは承知いたしております。
一番最初に私が質問したのは、ミヤイリガイが生息していないという立場で作業を進めているのかということだったのです。それに対して、もう生息していないという立場です、という答弁でした。
先生のお尋ねの、たとえば久留米市の水道の取水の点等に関して申し上げますならば、かつて、数十年前は別といたしまして、戦後一連の各種のミヤイリガイそのものの生息状況、分布状況等の調査が行われてきているところでございまして、現在久留米水道企業団が取水を予定しておる地点の周辺並びにその上流域におきましては、ミヤイリガイそのものが現在生息していないと判断されております。
この法律案の対象となっている日本住血吸虫病は、現在、千葉、山梨、広島、福岡、佐賀の五県を有病地区としている伝染性の疾患でありますが、この疾病の根絶を期するには、病原虫の中間宿主となるミヤイリガイを絶滅する必要があります。
大臣、この筑後大ぜきが完成するまでにミヤイリガイの絶滅をなさるだけの手を打っていただけるかどうか、大臣の御見解を承りたいと思います。
日本住血吸虫病というものがございますが、これはミヤイリガイというのが媒体になっております。実は九州の筑後川の豆津下流には筑後大ぜきというものができるわけでありますが、これは上流の小森野から取水し、福岡市、北九州市の上水用水を配水計画するということなんです。ところが筑後川の支流の宝満川地域に大量のミヤイリガイが発見されたわけです。
日本住血吸虫病は、山梨、佐賀、福岡、広島、岡山県において広く蔓延し、農耕その他地域住民の日常生活に重大な障害を与えておりますが、この疾病の根絶をはかりますためには、病原虫の中間宿主でありますミヤイリガイを絶滅する必要があります。
このため、昭和三十二年度より十カ年の基本計画を立て、ミヤイリガイの生息地帯における溝渠のコンクリート化が行なわれ、また、昭和四十年には法改正を行ない、新たに昭和四十年度以降七カ年の基本計画を立て溝渠のコンクリート化が行なわれているのであります。
私はずいぶん準備不足じゃないかと指摘せざるを得ないのですけれども、しかしとりあえず二年、その間に実態調査をして、そして現在の規格外のものと現在の地域以外に、ミヤイリガイが発見されるところについては対処する。
それからもう一つ、この地域の、ミヤイリガイの問題に関連して、川とクリークと現在の規格の工事をやっている以外でぜひやっていただかなければいかぬというものを私はちょっと聞いてみましたら、規格外で一番多いのは百十万から百二十万、それから百二十万から百三十万、そして、大きくなるほど金額がよけいかかるわけですけれども、大体百三十万ぐらいのところに一つ山がある。
そしてその地域の湿地帯からミヤイリガイが発見されて、多いところでは平米当たり百個から二百個ぐらいのミヤイリガイが発見された。その半分以上が吸虫に汚染されておった、こういう記事がございます。この実態は一体どうなっているのか、まずお答えいただきたいと思います。
そこで議員立法が先年、御承知のとおり、行なわれまして、これが法定寄生虫病の仲間入りをすることになりましたし、その撲滅対策としては中間宿主のミヤイリガイが生息しにくいように水たまりや溝渠をコンクリート化する、そのための助成費を国が三分の一出し、県が三分の一出し、地元が三分の一持つということにいたしまして、十年のいわば国家計画を昭和三十年ごろから立ててまいりまして、非常に進捗をいたしてまいりました。
休耕田に三万円から三万五千円の金を出しても、そこに草がはえてミヤイリガイがどんどんふえてきて、日本住血吸虫病の媒介体となれば、これまた薬まいたり、いろいろな焼却作戦をやらなきゃならない。それにまた金が要っちゃうんです。三万円なんかふっ飛んじゃうじゃないですか。そういうことで、ミヤイリガイの撲滅に対してはどの程度の予算措置を講じておるのか、それを聞いているのです。
そういうところに日本住血吸虫病の媒介体である、ミヤイリガイが大量に発生している。特に山梨県が一番多い。山梨県ではミヤイリガイが住んでいるあるいはまた住む可能性のある休耕田は二百三十四・七ヘクタール、これは山梨県の休耕田六百十四・五ヘクタールのうちの約三分の一に相当するわけです。
御承知のように、日本住血吸虫病は、山梨、岡山、広島、佐賀県などにおいて広く蔓延し、農耕その他住民の日常生活に重大な障害を与えておりますが、この疾病の根絶をはかりますためには、病原虫の中間宿主でありますミヤイリガイを絶滅する必要があります。